【ヤクルト】広岡3打点、スクイズも成功させ開幕1軍へ「チャンスを生かしたい」

スポーツ報知
試合後の打撃練習をベンチで待つ山田哲(左)と広岡

◆オープン戦 ヤクルト7―6日本ハム(17日・神宮)

 遊撃の定位置奪取を目指すヤクルト・広岡大志内野手(20)が、8回に決勝スクイズを決めるなど3打点の活躍で首脳陣にアピールした。

 本拠地初のオープン戦だった前日の広島戦でもソロアーチを放つなど好調。この日も4回2死一、二塁で「追い込まれてから粘ることを考えた」と、フルカウントから中前にしぶとく運ぶ適時打を放つと、6回1死三塁では手堅く遊ゴロで走者を生還させた。「相手の守備位置や走者の足を考えて、意味のある凡打を打つことが、今年のチームの方針ですから」と、役割をしっかり果たした一打に納得の表情。8回1死一、三塁でのスクイズも「何とか1点を取りにいく場面。シーズンでもよくあることだと思っています」と、ベンチの作戦に応えた。

 連日の活躍に小川監督も「よくなってる。期待感を持てる」と高評価。昨年は開幕直前で2軍落ちを味わった20歳の新鋭は、「同じことをしないように、チャンスを生かしたい」と燃えている。

野球

×