【ソフトバンク】本多3号に本人も柳田もビックリ「やばい。何やってるんだろう」

スポーツ報知

◆オープン戦 ロッテ4x―3ソフトバンク(17日・ZOZOマリン)

 ソフトバンク・本多本人もチームメートも驚いた。3回、涌井の直球を捉えた打球は右中間スタンドに飛び込んだ。巧打俊足の33歳がチームトップの3号ソロ。「やばい。何やってるんだろう」。自身の変化に戸惑いを隠せず、次打者の柳田も「マジ、すごかった」と目を丸くした。昨年までのプロ12年間で、08、10年の3本塁打がキャリアハイ。それが今年はオープン戦10試合で3本塁打だ。

 16年から小麦を摂取しない食事法「グルテンフリー」を取り入れて体を絞った。だが、昨年は62試合の出場に終わり「馬力が足りない」と食事制限をやめた。体重は昨年より3キロ増の75キロ前後、体脂肪も2%増の8%前後で、松田からは「最強ボディー」と命名された。

 藤本打撃コーチは「(二塁を争う)高田も川島も状態がいいけど、本多が抜けていい」と称賛。2年契約の2年目の本多は「打つしかない」。10、11年の盗塁王が、ホームラン打者となって、レギュラーに返り咲こうとしている。(戸田 和彦)

野球

×