【ロッテ】涌井、本拠マウンド改修後初登板で1失点 感覚「合わせることができた」

スポーツ報知
4回を投げ1失点の涌井

◆オープン戦 ロッテ4x―3ソフトバンク(17日・ZOZOマリン)

 アウトを確信したロッテ・涌井は打球を目で追うことなく、マウンドを降りた。最後の4回は甲斐を内角高めの直球で三邪飛に仕留め3者凡退。開幕を任された男は最速146キロでスライダー、カットボール、カーブ、スプリット、シュートの感触も確かめながら4回4安打1失点にまとめた。

 「マリンで今年最初の登板。マウンドも昨年と少し変わっているのでしっくりくるのに時間が掛かったけど、最後の回は多少なりとも合わせることができた」。ZOZOの改修によってマウンドは昨年よりも土が掘れやすくなっていた。序盤は制球を乱したが失点は許さず、3回の本多のソロだけにとどめた。

 次回は23日の中日戦(ナゴヤD)が開幕前の最終登板。「あと1試合、しっかりちゃんとしたゲームメイクをしたい。開幕に向けていい準備ができればと思います」とエース。完璧に仕上げた状態でスタートを迎える。(長井 毅)

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