【ソフトバンク】デスパイネ3連発!チーム5発でも8連敗

スポーツ報知
4回1死三塁、左越え2ラン放ったデスパイネはベンチ前でポーズ

◆オープン戦 ヤクルト7―6ソフトバンク(18日・神宮)

 豪快な5発のアーチを描いても、ソフトバンクが連敗から抜け出せない。南海時代の1969年に10連敗して以来となるオープン戦の大型連敗は1分けをはさみ8まで伸びた。2006年以来、12年ぶりのオープン戦負け越しも決まった。

 初回に3点を先制されたが、デスパイネが爆発した。2回にオープン戦1号ソロを放つと4回には同点2ラン。6回には来日初の3打席連発となる勝ち越しソロも放った。一人で試合をひっくり返すと松田、福田もアーチで続いた。だが、3点リードの7回に暗転。2番手・飯田が3連打で満塁のピンチを招き、代わった加治屋が山田哲、鵜久森に2点打され逆転を許した。

 工藤監督が「あそこでリードしていれば出てくるピッチャーが違う」と言った通り、オープン戦で「勝利の方程式」を投入していないのは事実。ただ、「何が何でもという気持ちが伝わって来ない」と開幕1軍を争う当落線上の投手のふがいなさに怒りの矛先を向けた。(戸田 和彦)

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