【阪神】金本監督、メラッ　菅野撃ちに糸原＆高山起用

　金本監督が菅野攻略に向けた開幕オーダーを決断した。遊撃には成長著しい２年目の糸原を抜てき。同じく中堅は一昨年の新人王・高山を起用する。

　巨人・高橋監督と並んで壇上に立ち、打倒Ｇを宣言。３０日の開幕戦（東京Ｄ）に向けて、「打ち崩して弾みをつけたい。甲子園よりホームランが出やすいので菅野を打つには左打者がポイント。福留、糸井あたりが一発放り込んでくれたら面白い」と、宿敵を打ち崩すイメージも披露した。

　つなぎ役の２番には「右打ちとかバントとかもできる」と、オープン戦８試合連続安打中の糸原を指名。クリーンアップの後ろの６番に大山、７番には昨季、対菅野で打率５割７分１厘（７打数４安打）の高山を置く。メジャー７１本塁打のロサリオの４番起用も明らかにし、昨季１１勝を挙げたメッセンジャーと投打の軸として期待を寄せ「この２人は開幕投手と４番に決まっている」。昨年とはひと味違う猛虎を、開幕戦から惜しみなく見せつけるつもりだ。