【日本ハム】ドラ2西村、20日に打球直撃で1球降板も「問題ない。運が良かった」

スポーツ報知
試合中止決定後、練習のため球場入りする西村

◆オープン戦 DeNA―日本ハム=雨天中止=(21日・横浜)

 日本ハムのドラフト2位・西村天裕投手(24)が21日、負傷交代の翌日に元気な姿を見せた。

 0日の巨人戦(東京D)で6回から登板。先頭・陽の痛烈なピッチャー返しが1バウンドで左膝を直撃し、わずか1球で降板していた。状態が心配される中、雪が舞う横浜に姿を見せた右腕は「問題ないです。(内出血で)ちょっと色が変わったくらい。運が良かったです」と笑い飛ばした。

 大事に至らず栗山英樹監督(56)も胸をなでおろした。前日は病院には行かずアイシング等で様子を見た。この日はDeNA戦(横浜)が悪天候のため中止。屋内での練習になったが「大丈夫そうだね。今日の動き見てたら」とほっとした様子だった。

 NTT東日本出身の24歳は、プロの世界でもまれている。18日の西武戦では、相手打線に捕まり3失点。オープン戦5試合目の登板で初の負け投手も経験した。中継ぎとして経験を積む最中。指揮官は「いい経験をした」とむしろ成長のチャンスと見ている。開幕1軍入りへ最終試験になるヤクルト3連戦(23~25日・札幌D)のメンバーにも残り、北の大地へ。アピールを誓い、新人右腕は飛行機に乗り込んだ。

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