【ソフトバンク】内川、2戦連続弾 試合後は工藤監督を打撃投手に居残り特打

スポーツ報知
6回1死、左越え本塁打を放ちナインとハイタッチする内川

◆オープン戦 ソフトバンク3―4中日(20日・福岡ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・内川聖一外野手(35)が6回1死で左翼テラス席へ2試合連続となるソロ。8回には右前打しオープン戦初のマルチ安打もマークした。「ホームランも出ましたが、ライト前のほうがいい感じだった」と手応えを深めた主将。試合後には居残り特打を行った。

 工藤監督が15年2月の宮崎春季キャンプ以来となる打撃投手を務める“豪華競演”。8連発を含む173スイング中57本の柵越えをマークと次々とボールをスタンドへ運んだ。左ふくらはぎ痛のため14日の巨人戦(ヤフオクD)で実戦復帰したばかり。調整が遅れていたため、この日の特打は「この時期しかできない」と前日(20日)の試合前から決定していた。

 「ストライクばかり」と工藤監督の制球力に感謝した主砲。指揮官も「こういう時間を作るのはすごいと思う」と自覚の高さに目を細めた。「バットが見えない。スイングスピードが速いのか、バットが最短で出るのか。(バットが体に)巻き付くような感じ。いいものをみせてもらいました」と投手目線で内川の技術の高さを称賛した。

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