【阪神】金本監督、ロサリオと“心中”「基本的には4番です」

スポーツ報知
金本監督(左)が見守る中、フリー打撃をするロサリオ

 阪神・金本知憲監督(49)が29日、ウィリン・ロサリオ内野手(29)と“心中”する覚悟を示した。「(4番は)不動です。2か月間(打率が)1割台やったら気分転換で3番を打たせたりとかあるかもしれないけど、基本的には我慢して4番」と話した。

 年俸3億4000万円の新助っ人はオープン戦打率1割4分3厘、1本塁打に終わったが、キャンプ中から「打てない時でも我慢できる打者」と実力を認めてきた。巨人の先発は菅野。「セ・リーグどころか日本で1、2の投手。打って自信にしてほしい」と願った。

 メジャー通算71発、韓国球界2年間で70発のロサリオは、初めて東京Dでフリー打撃を行い、40スイングで左中間の看板への特大の2発を含む10発。「(東京Dは)打者にとってすごくいい球場という印象。失投を逃さないことも大事だけど、シンプルに考えて、来た球を打つ方がいいのかな」と自信をみなぎらせた。

 オープン戦では右投手に打率5分6厘と苦しんだ。菅野との対決で変わり身を見せられるか。ロサリオが、チームの命運を握っている。(島尾 浩一郎)

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