【日本ハム】新守護神・石川直也、丁寧に突いて2試合連続セーブ

スポーツ報知
9回に登板し無失点に抑えた石川直(左)は鶴岡と笑顔でハイタッチ

◆楽天2―5日本ハム(4日・楽天生命パーク)

 日本ハムの新守護神・石川直也(21)が2試合連続の2セーブ目を上げた。3点リードの9回に4番手で登板。「点差は気にせず抑えることだけ考えました」。プロ初セーブをあげた前日に続いて無失点で抑え、試合を締めた。

 31日の西武戦(札幌D)から移動日を挟んで、4試合連続で9回のマウンドに上がった。連投と今季から指名された大役の重圧も重なってか「昨日より球が行ってない感じだった」と体調は万全ではなかった。

 「あまり調子が良くないと思ったので丁寧に投げようと思った」。ブルペンで自身の状態を見極めると、意識を変えた。2死から代打・渡辺直に安打を許すも、岡島には低めを丁寧について火消しに成功した。前日は最速152キロを記録した直球は、MAX149キロ。調子が悪い中でも無失点に抑える大人の投球術で、新クローザーが伸びしろを示した。

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