【DeNA】ドラ2神里「積極的に打っていこうと」初回先頭プロ初アーチ

スポーツ報知
1回、先頭打者本塁打を放ち、キャッチャーマスクをつけてナインに迎えられた神里(左)

◆巨人4―6DeNA(12日・東京ドーム)

 ブルーに染まった左翼席に打球は吸い込まれた。神里はベンチに戻り、チームメートからヘルメットを取られ、捕手マスクをかぶせられる祝福を受け、ようやく笑顔が出た。1ボールから大竹の144キロの直球を逆方向へたたいた。プロ初本塁打が初回先頭弾だったのはチームでは1994年波留敏夫以来。「昨日(11日)、思うようなスイングができていなかったので積極的に打っていこう」と、前夜の5打数無安打から一転、プロ11試合、44打席目での1号を振り返った。

 ドラフト2位の24歳は俊足を武器に「7番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取り、3戦目から1番に。ラミレス監督は「大きい一発。一気に勢いが来てそれに乗って他の打者が続いた」と絶賛。神里は「東は前回もいい投球で勝たせてやれなかった。初回に自分が出て何とかしたいと思っていた」。ドラ2とドラ1の活躍で、チームは勢いに乗っていく。

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