【中日】R・マルティネス、支配下契約&即1軍登録「CS出場の助けになりたい」

スポーツ報知
支配下登録された中日のR・マルティネス

 中日は19日、来日2年目の育成キューバ人選手、ライデル・マルティネス投手(21)と支配下契約を結び、即日1軍登録したと発表した。背番号は211から97に。年俸は1000万円から1500万円に増額される(金額は推定)。

 ナゴヤドームで会見に臨んだR・マルティネスは「支配下登録されたことをとてもうれしく思う。クライマックス・シリーズ(CS)出場と優勝戦線にとどまることを目標とするチームの助けになりたい」と瞳を輝かせた。

 R・マルティネスは2017年に来日。昨季はウエスタン・リーグで7試合1勝2敗、防御率5・96の成績だったが、今季は2試合に先発して計11イニング1失点と好投。13日の広島戦(マツダ)では救援登板し、1イニングを3者凡退に抑えるなど、リリーバーとしての適応力も見せつけた。

 森繁和監督(63)も昨年末から「開幕までに2、3人の昇格を考えている。木下雄もいいし、投手のマルティネスも伸びしろがある」と力説していた。開幕から3週間が過ぎたタイミングだが、190センチの長身から150キロを越える直球を投げ下ろす右腕の潜在能力を高く評価した。

 R・マルティネスは、人気グループ「関ジャニ∞」の丸山隆平(34)に何となく似ている21歳。日本語習得にも熱心で、「お疲れさまでした」などの発音も滑らかだ。「日本語の先生はワカマツとトモナガ。彼らには●●●●と呼ばれているよ」と、多少ジョークのキツすぎるニックネームを授かっていることも明かした。

 ◆ライデル・マルティネス(RAIDEL MARTINEZ)1996年10月11日、キューバ生まれ。21歳。同国国内リーグのピナル・デル・リオ所属で16/17年シーズンは11試合2勝2敗、防御率1・45。昨年のWBCキューバ代表。190センチ、90キロ。右投右打。独身。

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