【日本ハム】清宮&斎藤&荒木監督“早実OB3世代”が2軍で共演

スポーツ報知
荒木2軍監督の前で清宮(左)はキャッチボールする先発の斎藤(手前右)を見つめる

◆イースタン 楽天6×―5日本ハム=延長11回=(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)

 日本ハムの早実出身の清宮幸太郎内野手(18)と斎藤佑樹投手(29)が19日、公式戦初共演した。イースタン・楽天戦(泉)で「3番・一塁」でフル出場した清宮は、5打数無安打1四球。先発した斎藤は6回を2安打1失点にまとめた。2人の同時出場は公式戦では初。荒木大輔2軍監督(53)とともに、甲子園を沸かせた“早実OB3世代”が同じグラウンドに立った。

 甲子園のスターの共演に春の仙台が沸いた。まずは斎藤だ。初回先頭の聖沢に四球を与え、先制を許したが、徐々に修正。4四死球も丁寧にコーナーを突き、6回2安打1失点。しっかり試合をつくり「確かに。いいですね」と話した。

 清宮の見せ場は延長10回。同点で迎えた2死二、三塁の好機。1軍で500試合登板の経験がある青山に一歩も引かなかった。フルカウントから粘ること6球。14球目の外角の直球を打ち上げ左飛に終わった。「最後の打席は良かった。日に日に良くなってます」と手応えを得た。

 荒木2軍監督はベンチから2人を見届け「頑張ってもらわないとね」とハッパをかけた。(秦 雄太郎)

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