【日本ハム】大田の先制V弾で今季本拠初勝利

スポーツ報知
3回2死、左越えに先制ソロを放った大田

◆日本ハム2―1ソフトバンク(20日・札幌ドーム)

 大田の先制弾で今季本拠地初勝利をつかみ取った。3回2死走者なしでの第2打席。武田の外角高めのスライダーを豪快に引っ張った。打球はぐんぐん伸びて、左翼席に着弾。「大胆に外だけ待ってました」。11日のソフトバンク戦(ヤフオク)以来の今季2号。好投したマルティネスを援護する納得の一撃だった。

 開幕から毎日のように入れ替わる流動的な打線の中で、1番起用は4試合目。過去3試合では、わずか1安打だったが、「あまり経験がない。試行錯誤。去年はなかなかなかった打席があって成長できている」と充実感を口にする。

 チームは18日の西武戦で、8点差を8、9回で逆転され、サヨナラ負け。史上初の屈辱から出直しを期す一戦で、主将・中田が見せた4回の本塁へのヘッドスライディングにも触発された。「キャプテンがああいう姿を見せてくれると、僕らも頑張らないと―と思う」。大田が攻撃的1番として、チームをけん引する。(秦 雄太郎)

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