【広島】薮田、ストライク入らず13球で降板…3者連続四球

スポーツ報知
選手交代を告げる緒方監督

◆中日―広島(22日・ナゴヤドーム)

 昨季15勝を挙げた広島・薮田和樹投手(25)が3者連続四球とストライクが入らず、わずか13球で降板した。

 1点ビハインドの7回、2番手でマウンドに上がったが、先頭の大野奨に1ボール1ストライクから3球続けてボールを投げ、歩かせた。続く代打・堂上はバントの構えをしていたにも関わらず、ストレートの四球。さらに2ボールから投げたショートバウンドの投球を捕手・磯村が捕逸し、走者がそれぞれ進塁。チームが満塁策を取り、11球連続のボール。最後は緒方監督が交代を告げた。

 無死満塁からアドゥワが京田を空振り三振、アルモンテを二ゴロ併殺に打ち取り、ピンチを切り抜けたが、先発の柱として期待された右腕の不振は深刻だ。薮田は開幕ローテに入ったものの、制球難から結果を残せず、リリーフとして再起を図っていた。緒方監督は「中継ぎでどんどん投げてフォームを固めてもらう」と話していたが、再考を迫られそうだ。

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