【中日】ホームで７勝４敗　地の利生かした戦いは落合氏の予言通り？

　中日の善戦は落合元ＧＭの予言通り？　中日は２２日、本拠地で広島に３―２で競り勝ち、同一カード３連勝。これでホームでＤｅＮＡを除くセ・リーグ４球団との対戦カードを終え、計７勝４敗の勝率６割３分６厘。同一リーグでは広島（ホーム７勝２敗、勝率７割７分８厘）に次ぐ高勝率で、地の利を生かした戦いを続けている。

　注目はナゴヤドームでヒーローインタビューに登場した面々だ（すべて４月）。

▼　４日・巨　　人戦＝★ガルシア、鈴木博、ビシエド

▼１０日・ヤクルト戦＝柳、★アルモンテ

▼１１日・ヤクルト戦＝★ガルシア、阿部、★アルモンテ

▼１２日・ヤクルト戦＝吉見、京田、★アルモンテ

▼２０日・広　　島戦＝大島、★モヤ

▼２１日・広　　島戦＝鈴木博、★モヤ

▼２２日・広　　島戦＝★ガルシア、福田

　全試合で新外国人選手（★）がお立ち台に登壇しているのだ。

　この結果に、元監督で元ＧＭの落合博満氏（６４）は「ほらな。俺が言ったとおりだろ」と、うなずいているかもしれない。

　実はプロ野球ファンなら目にしたことのあるだろう、あのＣＭで注目発言をしていたのだ。「スカパー！」で３月中旬からオンエアされた「レジェンドに聞くプロ野球１２球団見どころ」の「中日ドラゴンズ篇」。落合氏は俳優・堺雅人（４４）と、こんなやり取りをしていた。

　堺「落合さん、今年の中日ドラゴンズ。どう見ますか」

　落合「外国人選手次第です。今回入って来たね。投手、外野手。彼らがどのくらいの数字を残してくれるか」

　堺「なるほど」

　開幕３連勝のガルシア。打率３割６分、４本塁打、１６打点と絶好調のアルモンテ。デビュー３試合で打率６割９分２厘、１本塁打、４打点のモヤ。落合氏の見立て通り、ジーも含めた４人の新外国人の出来が、浮沈のカギを握っていると言って間違いなさそうだ。