【オリックス】羽生パレードの仙台で“ヒットパレード”今季最多14安打8得点

スポーツ報知
6回1死、本塁打を放ったロメロ(右)は、ベンチ前で安達とタッチ

◆楽天0―8オリックス(22日・楽天生命パーク)

 仙台市内での羽生パレードが終わった頃、楽天生命パークではオリックス打線の“ヒットパレード”が始まった。5回、挟殺プレーの間に先制点を挙げると、2死一塁から宗が中越え適時三塁打で追加点。「つなげたい思いでした」と1番打者が猛攻の号砲を鳴らした。6回はロメロの3号ソロなど4連打で3点を挙げ、8回にも3長短打で3点追加。今季最多14安打で8得点を奪って大勝した。

 7番のT―岡田も状態を上げてきた。6回の適時打など2安打1打点。試合前には福良監督が打撃投手を務め、室内練習場でフリー打撃を行った。「しっかり振れたのでいいきっかけにしたい。監督のおかげ? あると思います」と笑顔。中軸が機能した上、和製大砲が復調の兆しを見せ、福良監督は「いい攻撃ができたんじゃないですか」と賛辞を惜しまなかった。

 チームは連勝で2カード連続の勝ち越しとなり、ロッテに並んで4位に浮上。開幕20試合で打線のパターンは18通りと模索しながら戦ってきたが、この日は理想的なつながりを見せた。「もうちょっとかな。だんだん形にはなってきている」と福良監督。重量打線に本領発揮の予感が漂ってきた。(原島 海)

野球

×