【ヤクルト】高卒2年目・梅野、30日巨人戦先発に抜てきへ

スポーツ報知
ヤクルト・梅野

 ヤクルトの高卒2年目右腕、梅野雄吾投手(19)が、ローテの谷間となる今月30日の巨人戦(東京D)に先発する可能性が23日、浮上した。154キロ右腕は同日、1軍に合流。24日の阪神戦(松山)からブルペン待機するが、抜てきの可能性が高まってきた。

 イキのいい19歳がチームに加わった。「うれしいです。しっかり抑えて、結果を出すだけだと思います」。楽天・藤平、チームメートの寺島、DeNA・京山らがそろう世代。1年目の昨季は高卒新人でリーグ最速デビュー。プロ初勝利こそならなかったが、着実に成長を遂げてきた。

 田畑投手コーチは「投げているボールは悪くない。(28日から)9連戦でリリーフが大変な状況で、ロングもできるし、谷間で先発もできる」と評価。由規、故障明けの小川の登録は早くても5月3日以降。館山らとの比較になるが、イケメン右腕の目の前に大きなチャンスが近づいている。

 ◆梅野 雄吾(うめの・ゆうご)1999年1月13日、佐賀県出身。19歳。福岡・九州産高で甲子園出場はないが、2年秋の県大会準決勝、福岡大大濠戦で無安打無得点。2016年ドラフト3位でヤクルト入りした。今季は2軍で8登板し0勝0敗1セーブ、防御率4・15。175センチ、84キロ。右投右打。年俸650万円。

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