槙原寛己氏、衣笠氏は「声が出なくて…非常にやせていた」生前最後のテレビ解説で同席

スポーツ報知
衣笠祥雄氏

 広島で活躍し、2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)氏が死去したことを受け、元巨人の野球解説者・槙原寛己氏(54)が24日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・後1時55分)に電話で生出演。19日に衣笠氏と一緒に野球解説をした槙原氏は「非常にやせていた」と明かした。

 衣笠氏は19日にBS―TBSで放送されたDeNA・巨人戦で解説を行ったが、声がかすれていて心配する声が視聴者から上がっていた。槙原氏は「解説の日の体調が本当に思わしくなくて、やっぱり声出なかったんですよ。なかなか声が出なくて、衣笠さんしゃべりたいんだけどしゃべれないもどかしさをすごく横で感じてたんで。すごく残念」と振り返った。

 槙原氏は19日に当初出演予定でなかったが、衣笠氏が体調不良のため、急きょ呼ばれたという。「非常に野球の現場が好きな方だったんで(解説に)非常に励みに来られてたと思うんですよね」と槙原氏。さらに「体調が思わしくないというのは数年前からありました」とし、衣笠氏が好きな酒や肉を最近控えていたことも明かした。

 1月に解説者の新年会で顔を合わせた際は変化を感じなかったというが、「つい先日、木曜に会った時に非常にやせていたという印象だった」と話していた。

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