【ロッテ】ドラ2藤岡裕、今季初9番で開幕戦以来の猛打賞「初心に戻れた」

スポーツ報知
3回1死二塁、右翼線に適時二塁打を放った藤岡裕(カメラ・佐々木 清勝)

◆楽天3―7ロッテ=延長10回=(25日・楽天生命パーク)

 ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)が今季初の「9番・遊撃」で先発し、4打数3安打1打点、2得点の活躍を見せた。

 2点を追う3回に反撃の適時二塁打。5回にも中前打を放ち、マルチ安打をマークした。

 延長10回の1死では左翼線に二塁打でチャンスメイクし、直後の荻野の決勝打を呼び込んだ。

 開幕戦以来の3安打となったルーキーは「9番で少し気持ちが楽になった部分はあった。鳥越さん(ヘッド兼内野守備走塁コーチ)から『守りにはいるな』と言われていた。初心に戻れた結果、振れました」と首脳陣に感謝した。

 ここまで藤岡裕を2番で起用し続けてきた井口監督は「内容はここ何試合かはよかったので気にはしていなかった。結果が出て本人も気持ちが楽になってきているんじゃないか」と打順変更が奏功し、納得の表情。「当分はこの打順で気楽に打たせたい。9番で打てば上位につながってくるので」と連敗を5で止めた新オーダーに可能性を感じていた。

野球

×