衣笠さん葬儀に江夏氏ら参列 広島、28日から本拠地阪神戦喪章付け戦う

スポーツ報知
衣笠さんの葬儀に参列した江夏氏(左から2人目)

 衣笠さんの葬儀・告別式が25日、都内で営まれた。

 密葬で行われ、親族、広島で同僚だった江夏豊氏(69)ら近い関係者約30人のみ集まり、故人をしのんだ。雨が上がり、晴れ間がのぞいた午後2時すぎに出棺。遺影の衣笠さんは左手を頬に当てて優しい笑みを浮かべていた。白木のバットを持った女性もいた。江夏氏は静かに手を合わせ、盟友を見送った。

 広島2軍はこの日、ウエスタン・オリックス戦(由宇)で半旗を掲げた。1軍は28日からの阪神3連戦(マツダ)で緒方監督ら首脳陣や選手らが喪章を着け、28日の試合前には黙とうを行う。鈴木球団本部長は「追悼試合と銘打つかはまだ分からない」と説明。献花台の設置など詳細は未定という。24日からのDeNA戦(横浜)でも相手から喪章などの申し出を受けたというが、鈴木本部長は「葬儀が終わっていなかったから」と配慮した。

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