【阪神】金本監督、藤川の“代魔神”起用を示唆…ドリス登板過多なら

スポーツ報知
阪神・藤川

 阪神・金本知憲監督(50)が26日、藤川球児投手(37)を“代魔神”として起用する可能性を示唆した。28日の広島戦(マツダ)から始まる9連戦について、救援陣に3連投以上はさせないことを明言。抑えのドリスが登板過多になった場合に備え「球児もアリやろうね。状態によっては…」と構想を広げた。

 開幕から20試合で、チームの完投数はゼロ。「最低でも6回、持ってくれれば」と先発陣に要求できるのは、ブルペンには自信があるからだ。「誰でも勝ちパターンにいける」と、石崎や左の岩崎らに加え、日米通算225セーブの右腕にも手応え。「常に状態と球数を見ながら。相性とか」と選択肢を大きく広げて9連戦に臨む。

 藤川は今季、試合展開を問わず登板し、7試合で1勝1ホールド。セーブなら阪神に復帰した16年に3セーブを挙げて以来で、名球会入りの条件となる通算250セーブまで「25」に迫っている。パートナーの出産に立ち会うためドミニカへ一時帰国するマテオがこの日、出場選手登録抹消。代わりに新外国人のモレノが昇格するが、経験も実績も豊富なベテランに、マルチな活躍が期待されている。

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