張本勲氏、左足首ねんざのエンゼルス・大谷に「練習不足。走り込んでない」

スポーツ報知
張本勲氏

 野球評論家・張本勲氏(77)が29日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に出演し、エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「練習不足」と指摘した。

 大谷は27日(日本時間28日)、本拠地でのヤンキース戦に「5番・指名打者」で先発出場。4号ソロを放ったが、5回に一塁を駆け抜けた際に左足首を軽く捻挫した。張本氏は「心配だわね、大谷。何回も言っていますよ私。練習不足なんですよ。走り込んでないから」と話した。

 さらに張本氏は「左やったでしょ。日本ハム時代に右やっているからね。(日本球界にいた)5年間、これでもか、これでもかって走り込まないと。一番、大事で嫌なことなんですよ。これから、もっと出ますよ、心配ですよ」と案じていた。

 司会の関口宏(74)が「この前もファーストベースでやったでしょ? あのファーストベースの走り方、下手だね。練習したってしょうがないでしょ、あんなものね」と指摘すると、張本氏は「練習が大事ですよ。野手でたくさん出てないからね。この間もリードで(けん制)タッチアウトされたじゃないですか。そういうのが出て来るんですよ。やっぱり数やらないと、運動選手は」と繰り返し、「我々は嫌なほど走らされたからね。ほとんどケガはしないんですよ。少々、ぶつかってもね、心配ですよ」と続けた。

 さらに張本氏は「走り込んでピッチャーやると、ああいう球は打てませんよ。特に米国のヘボバッターは打てませんよ。低いボールばっかり振っているからね」と走り込むことで、投手・大谷もさらにスケールアップすると指摘。「しつこいようだけどケガが心配だから、走り込んでもらいたい」とメッセージを送っていた。

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