【日本ハム】清宮、3戦ぶり安打もE則本に脱帽…「狙っていた」直球に手が出ず三振

スポーツ報知
4回2死、則本(右)から中前安打を放つ清宮

◆日本ハム0―5楽天(19日・札幌ドーム)

 狙い球ではなかった。外角へ沈んでいく球に、清宮の体が反応した。4回2死。カウント1―1から、則本の141キロフォークをバットの先端ではじき返した。ライナー性の3試合ぶり安打が中前で弾んだ。直球狙いでいきながら、鋭く落ちる変化球に対応。「本当にうまく反応できた。ヒットは1本出たので、それに関しては良かったと思います」と振り返った。

 球界屈指の右腕との初対戦で、結果以外にも収穫があった。7回1死の第3打席は、1ボール2ストライクから真ん中の150キロに手が出ず三振を喫し、「真っすぐを狙っていたんですけど…」と脱帽。「(直球は)速かった。淡々と投げてくる感じがしました」とマウンドから放たれる威圧感も肌で感じた。チームは2戦連続完封負け。栗山監督は「いい投手から安打を打つことで自信になってくれれば」と清宮のさらなる成長を期待した。(小島 和之)

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