【中日】松坂、移籍初の中6日も6回1失点 右ふくらはぎの不安一蹴

スポーツ報知
松坂は6回を投げ1失点(カメラ・小梶 亮一)

◆中日―阪神(20日・ナゴヤドーム)

 中日の松坂大輔投手(37)が、移籍後では最も間隔の短い中6日での先発で6回3安打1失点とゲームメイクした。91球を投げ抜いてマウンド降りた時点のスコアは5―1。勝利投手の権利を得た背番号99はベンチで息をついた。

 初回に3点の援護射撃を得たこともあり、快調な投球を披露した。カットボールを中心に据えた配球で、カーブ、スライダー、直球も交えて阪神打線に的を絞らせなかった。3回1死一、二塁のピンチでも、植田、糸原を連続で空振り三振に仕留めた。前回13日の巨人戦(東京ドーム)で右ふくらはぎの強い張りを訴えて3回途中で緊急降板。「調子は投げてみないと分からない」と話していたが、不安を吹き飛ばす快投だった。

 入場券は完売。観衆はナゴヤドームで今季2番目に多い3万6180人だった。松坂の快投に加えてプロ初の2安打も目撃した竜党は、みな満足そうな表情で声を枯らせていた。ちなみに今季最多3万6606人の観衆を集めた4月30日のDeNA戦も、松坂が先発して白星を得た試合だった。

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