【阪神】秋山、8回を4安打無失点で4勝目

スポーツ報知
力投する秋山

◆阪神2―0ヤクルト(24日・甲子園)

 阪神の秋山拓巳投手(27)が、8回を4安打無失点に抑え、今季4勝目を挙げた。

 7回までは二塁も踏ませず、8回1死一、三塁では、代打・荒木を直球で見逃し三振、山田哲も直球で右飛に打ち取った。「(良かった点は)負けない気持ち。右打者には変化球を打たれていたので、後悔がないように直球を選んだ。追い込んでからは三振を狙いにいった」と、気迫の投球でその裏の勝ち越しを呼び込んだ。

 17日のDeNA戦(甲子園)は、今季ワーストの4失点を喫して、今季最短タイの5回で降板した。香田投手コーチは「前回にできなかったことを6日間で修正してくれて、いい結果を出してくれた。成長している。(8回の山田の場面は)彼の闘志がマウンドで出ていた」と褒めたたえた。

 金本監督も「何より今日は、秋山に勝ちがついたのが一番うれしい。(8回のピンチについて)本当にただ普通に投げるのと、気持ちを込めて投げるのでは違うというのを、ほかの投手も見習ってほしいですね」と、称賛を惜しまなかった。

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