【楽天】岸、アップ中でイニエスタと記念写真撮れず

スポーツ報知
8回2死一、二塁、渡辺直の右中間2点適時三塁打で生還したペゲーロと今江を出迎え笑顔の岸

◆楽天4―1オリックス(24日・東京ドーム)

 楽天・岸孝之投手(33)が4安打1失点、125球の熱投で完投し、4勝目を挙げた。

 2回から5回は1人のランナーも出さない完璧な投球を見せるなど、持ち前の抜群の制球力で無四球で投げきった。年に1度の東京D主催試合で、チームを勝利に導き、「勝ててよかったです。基本的なことだけど、相手に先に点をやらないことは意識した。中盤当たりからは全体的によくなってきたと思う」と納得だった。

 試合前にはJ1神戸に入団したサッカースペイン代表MFのイニエスタが東京Dに来場。ベンチ前で楽天ナインと記念撮影をしたが、アップ中だったため輪に入ることが出来ず「イニエスタはよく知っていますよ」と残念がった。周囲も騒がしくなり、試合開始も予定されていた午後6時から、6分も遅れたが「そこは別に…ですね」とマウンドに集中した。

 エースはまたしても連敗を3で止め、「自分の投げた試合は、自分の出来ることをやればいいと思っている。今日は(完投で)最高の勝ち方ができてよかった」とホッとしていた。

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