【日本ハム】中田、8年連続2ケタ10号「いい感じで振り抜くことができた」

スポーツ報知
5回2死一、二塁、中田が左越え3ランを放つ

◆ロッテ7―6日本ハム(24日・ZOZOマリン)

 日本ハムの中田翔内野手(29)が10号3ランを放った。1点を追う5回2死一、二塁でロッテ先発・渡辺の初球、甘く入ったスライダーを逃さずに左翼席へと運んだ。一時逆転となる一発は、11日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、10試合ぶりの本塁打。これで2011年から8年連続2ケタ本塁打となり「積極的に打っていこうと思っていた。いい感じで振り抜くことができた」とコメントした。

 味方のミスを一振りでカバーした。直前の5回1死一塁では、大田の中堅後方の飛球をロッテ・荻野がグラブに当てながら落球。一塁走者・西川は直接捕球したと判断して一塁へ帰塁していたため、二塁を狙った大田が西川を追い越してアウトになっていた。珍プレーでしぼみかけた勢いを、主砲のバットが取り戻させた。

 貴重な一発で一時逆転に成功したものの、試合は2点リードの9回に守護神・トンキンが、代打のドミンゲスに同点の左越え3号2ランを被弾して延長戦へ突入。延長11回にはレアードの中犠飛で1点を勝ち越したが、その裏に4番手・西村が再びドミンゲスに同点適時二塁打を浴びて追いつかれた。最後は延長12回に6番手・玉井が2死一、三塁から清田に左前にサヨナラ安打を許した。

 今季3度目のサヨナラ負けに、栗山監督は「こういう日もある。勝たせてあげられなかったのは、こっちの責任」と話した。

野球

×