【オリックス】大城の猛打で4点差逆転 3位ソフトバンクに0.5差

スポーツ報知
お立ち台でガッツポーズをする大城(左)と西野

◆オリックス9―5ロッテ(25日・ほっともっと神戸)

 オリックスが序盤の4点ビハインドをはね返した。5回の4得点で追いつき、6回2死二塁から大城の左前への適時打で勝ち越した。相手のエース・涌井から殊勲打を含む3安打の大城は「序盤だったので1点ずつ返せばいける。(ベンチは)全然諦めていなかった」と逆転劇を振り返った。

 今季初先発の松葉が3回4失点でKOも、打線が11安打9得点。最大4点差の逆転勝利は、5点差をひっくり返した5月2日の西武戦(京セラD)以来、今季2度目。福良監督は「全員がつないで勝ってくれました」と賛辞を贈った。借金を1に戻し、3位・ソフトバンクに0・5差と肉薄。14年以来となるAクラスでの交流戦開幕も見えるが、指揮官は「まずは5割を考えています」と堅実に白星を重ねるつもりだ。

 試合後、首脳陣は24日に亡くなった村山良雄常務取締役(享年72)の通夜へ直行。福良監督は「昨日勝ちたかったんですけどね。良い報告ができると思います」とウィニングボールを手に球場を後にした。(原島 海)

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