【ソフトバンク】柳田、バックスクリーンV弾 連敗3で止めた

スポーツ報知

◆ソフトバンク4―3楽天(26日・福岡ヤフオクドーム)

 3戦連続で4番に入った柳田がひと振りで決めた。同点の8回、則本の内角カットボールをバックスクリーン左へ12号ソロ。「ちょっと詰まったけど、いいスイングができた」。王会長も「さすが。則本からしたら悪い球じゃない。他の人にはできないね」と褒めた。

 5月以降では、13年7月以来という借金生活の危機だった。試合前の円陣で達川ヘッドコーチが“カツ”。全力疾走など基本的なプレーの重要性を説いた。柳田は「僕も走っていなかったので」と25日の楽天戦の5回、一飛の際に走っていなかったことを反省。勝ち越し弾では二塁付近までスピードを緩めなかった。達川ヘッドも「『入らなかったら困る。しかられるので二塁ぐらいまで必死に走った』と言っていた」と満足そうだった。

 チームの連敗は3で止まり貯金1。柳田は打率3割8分3厘でリーグトップ、本塁打、打点は2位の好位置につけている。(戸田 和彦)

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