【中日】ガルシア、6勝「何とか勝ててよかった」チームはマツダ初勝利

スポーツ報知
試合後、中日ファンの声援に帽子を上げて応えるガルシア(手前)

◆広島6―7中日(26日・マツダスタジアム)

 最後は気が気じゃなかった。田島が1点差で何とか逃げ切ると、ガルシアはベンチで胸を触って、冷やかしてきたアルモンテらと喜びを爆発させた。「何とか勝ててよかった」。6回3失点(自責1)で6勝目。防御率1・69でリーグトップをキープ。チームは今季5戦目でマツダ初勝利だ。

 「今日一番よかった」というチェンジアップがさえた。4―3の6回2死一、二塁も、菊池をその得意球で三ゴロ。従来の握りと、森監督から教わった指を開いて握る“森チェンジ”を織り交ぜ、新助っ人左腕が首位・広島に2戦2勝とした。

 チームは昨年からマツダで17戦連続5失点以上となり、森監督は「面白いゲームだったな。やらなくていいときに点をやっている」と苦笑いしたが、白星が何よりの収穫。27日は、14年7月以来の“鬼門”でのカード勝ち越しに挑む。(嶋田 直人)

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