【西武】秋山幸二氏 25年ぶりライオンズユニホーム! 西崎氏と1打席対決

スポーツ報知
試合前、1打席対決をした秋山幸二氏(左)と西崎幸広氏(カメラ・清水 武)

 西武OBでソフトバンク前監督の秋山幸二氏(56)が27日、西武・日本ハム戦(メットライフ)の試合前イベントに参加し、西武のユニホーム姿を披露した。

 1993年オフに西武からトレードでダイエー(現ソフトバンク)に移籍した同氏にとって、西武のユニホームを着るのは実に25年ぶりとなった。

 この日は所沢移転40周年記念イベントとして、レジェンドOBによる「1打席対決」に参加。日本ハム、西武で通算127勝を挙げた西崎幸広氏(54)と対戦した。当時の応援歌が流れる中、左翼ポール際への大ファウルも放ち、最後は三遊間を破る安打。秋山氏は「久しぶりに(このユニホームを着て)心が沸いてます」と感慨深げに語った。

 秋山氏は80年代から90年代前半にかけ、西武の主力選手として活躍。主に3番打者として清原、デストラーデと強力クリーンアップを形成し、黄金期を支えた。93年オフには渡辺智男、内山智之と、ダイエーの佐々木誠、村田勝喜、橋本武広による3対3の“世紀のトレード”でダイエーに移籍。その後は2000安打達成など実績を積み上げ、09年から14年にはソフトバンクの監督を務め、3度の優勝へ導いた。

 秋山幸二氏「久しぶりにこのユニホームを着て野球をやって面白かったです。(西崎氏は)他球団のエース級がライオンズに投げてくることが多い中、自分の打撃を成長させてくれた投手。今季のパ・リーグは混戦になってくるのではないか。『激パ』というかね。いやぁ、今日はこのユニホームを着られただけでうれしかった」

 西崎幸広氏「ライオンズの1番と言えば秋山さん。軽く投げようと思っていたけど、ユニホームを見たら力が入ってしまった。現役時代は東京ドームで上下ブルーのユニホームを見るのが嫌でしたね。(在籍した西武と日本ハムの)この2チームが優勝争いしてくれればいいですね」

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