【ロッテ】ドミンゲス6戦5発、敗戦も交流戦に弾み

スポーツ報知
4回無死一塁、ドミンゲス(中央)は同点の6号左越え2ランを放ちナインに迎えられる

◆オリックス3―2ロッテ(27日・京都)

 敗れはしたが、存在感は際立っていた。ドミンゲスが2試合連発の6号2ランを放った。0―2の4回無死一塁。田嶋の浮いたチェンジアップをジャストミート。打った瞬間にバットを放り投げると、打球は左翼席に着弾。「変化球が来ると思ってストライクゾーンを上げて待っていた。うまく反応できた」と納得の表情を浮かべた。

 量産態勢に入った。26日の同カード(ほっと神戸)では来日初の2打席連発を披露し、直近出場6試合で5本塁打。今季9安打中、一発は6本と驚異の本塁打率を残している。残念ながらアーチを放った試合の連勝は4で止まったが「今はしっかりミートできている」と自信たっぷり。勢いは本物だ。

 今後は他球団のマークも厳しくなることが予想される。それでもドミ砲は「投手はストライクゾーンで勝負してこないといけない。失投を逃さないようにしたい」と強気。29日からの交流戦でもセ界の投手陣を震え上がらせる。(長井 毅)

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