【日本ハム】西川200盗塁 驚異の成功率8割6分6厘は達成75人中トップ

スポーツ報知
プロ通算200盗塁を達成した西川は試合終了後、二塁ベース上で記念ボードを掲げ笑顔を見せた(カメラ・関口 俊明)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム13―2中日(1日・札幌ドーム)

 西川が史上75人目の200盗塁へ、二塁ベースに砂煙をあげて滑り込んだ。2回、中前に2点適時打を放った後、二盗に成功。5月30日の巨人戦(東京D)での“三盗”が守備無警戒のため盗塁と認められない珍事もあった。「幻の200盗塁があったおかげで札幌Dで決めることができました」。お立ち台では西川節で笑いを誘った。

 通算盗塁成功率は8割6分6厘。200盗塁以上では元巨人・鈴木尚広氏の8割2分9厘を抜きトップに立った。プロ入り8年、751試合目で到達した記録だが、「残りの野球人生で500盗塁できるように」と宣言。史上3人しかいない大台に照準を定めた。

 チームは2回に7番・岡の内野安打から6連打で一挙6得点。8回に横尾の自身初満塁弾も飛び出し今季最多13得点で快勝した。3出塁3得点で打線をけん引した西川を栗山監督は「いかにチームの大きな力になっているか。本当に称賛されてほしい」とたたえた。西武と並んで30勝に到達し、1差を維持。チームを押し上げるのは、西川の足だ。

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