【楽天】競り負けて交流戦５連敗…今季最大借金１７

◆日本生命セ・パ交流戦　楽天２―３ヤクルト（３日・楽天生命パーク）

　パ・リーグ最下位の楽天は、ヤクルトに競り負けて、交流戦初白星を逃し、５連敗となった。

　守備の乱れが、痛かった。先取点を奪った直後の４回には、先頭の山田哲の打球を三塁手・内田が失策。さらに１死一塁でも坂口の三遊間の当たりを内田がはじいて（記録は内野安打）ピンチを広げ、雄平に２点適時打を浴びて逆転を許した。一度は同点に追いつくも、８回１死二、三塁の遊ゴロを茂木の本塁への送球が遅れて（記録は野選）、決勝点を許した。梨田監督は「（８回の守備は）バックホーム体制だったけど、ちょっとジャックルしてしまって。ホームでアウトにする体形だったので、当然アウトにしないといけないところだったけど、そういう点が決勝点になってしまってちょっと残念」と頭を抱えた。

　いまだ交流戦勝ちなしで、借金は今季最大の１７にふくれあがった。

　内田「僕が下手くそなだけです。最低でも体に当ててボールを前に落とさないといけなかった。今日は迷惑をかけてしまいました。申し訳ないです」

　茂木「ちょっとグラブの中で（ボールが）引っかかってうまく握れなかった。一発で投げなきゃいけないと思っていたけど出来なかったのは僕の技術不足。一生懸命投げてくれたピッチャーの方に申し訳ない」