【ソフトバンク】柳田、2打席連発の16号 打撃3部門でリーグ2位

スポーツ報知
5回2死、柳田が左越えに2打席連続本塁打

◆日本生命セ・パ交流戦 中日2―5ソフトバンク(10日・ナゴヤドーム)

 まるでリプレーを見るかのような弾道だった。5回2死。柳田は、逆方向の左中間スタンドに2打席連続の16号ソロをぶち込んだ。「(中日との)1戦目、2戦目とボロボロで、やり返そうと思ってました。いい感触だった」と胸を張った。初回は先制犠飛、3回に15号3ランと、チームの全5点をひとりでたたき出して連敗を4で止めた。

 試合前練習中、ケージで逆の右打席に入り、2球続けて球筋に見入った。「右で見ると、めっちゃ(球が)見やすいなと思って」と“ギータ節”も、連発へのヒントを得たのは間違いない。5月は月間MVPも、6月はやや不調。それでも打率3割5分7厘、16本塁打、50打点はすべてリーグ単独2位だ。

 8日に痛めた右太もも裏の張りもあり、2試合連続で左翼で先発出場した。「来週もいい週にできるよう頑張ります」と選手会長。柳田全開の先に、4年連続の交流戦最高勝率がある。(嶋田 直人)

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