【阪神】才木、3発KO6度目完封負け…2年ぶり交流戦負け越し

スポーツ報知
アマダーが右越えに8号ソロ本塁打浴びた才木

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天8―0阪神(17日・楽天生命パーク)

 見せ場はなかった。阪神は2年目右腕の才木が3被弾でKOされると、打線も反発力なく、今季6度目の完封負け。3連勝で借金返済を目指していた金本監督も「なかなか、そうはいかなかったな」と消沈。残り2試合を残して2年ぶりの交流戦負け越しが決定した。

 今季未勝利の美馬に7回まで散発の3安打。前日は9回の土壇場で則本を攻略するなど、指揮官が「殻を破った」と表現していた打線が貧打に逆戻り。チームの苦しさを象徴するように、最終日となった球宴のファン投票でも票が伸びていない。09年以来となるファン投票選出なしの可能性が高くなってきた。

 明るい兆しとしてはナバーロの入団会見に発奮したのか、ロサリオが2軍で復調気配。3戦連続のマルチ安打で、打率3割4分6厘、2本塁打と猛アピール。それでも金本監督は「(結果より)内容。見ていないから分からない。判断が難しい」と、即昇格は見送る考え。19、20日の交流戦残り2試合は純国産打線で臨むことになる。(島尾 浩一郎)

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