【楽天】平石監督代行、純国産打線で2連勝!「ここからが大事」

スポーツ報知
3勝目を挙げた古川からウィニングボールを受け取る平石監督代行(左)(カメラ・関口 俊明)

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA1―7楽天(19日・横浜スタジアム)

 梨田監督に辞任に伴って17日の阪神戦(楽天生命)から指揮を執る平石洋介監督代行(38)が、2連勝を飾った。20試合ぶりの連勝で交流戦を締めくくり、新指揮官は「ここまで苦しい戦いが続いて来たから、ここからが大事。負けて終わるよりも勝って終わることが出来て良かった」とうなずいた。

 初回から平石カラーが出た。先頭の田中が俊足を生かしてショートへの内野安打で出塁すると、続く茂木の打席ですかさず二盗。茂木が進塁打となる二ゴロを放って1死三塁とチャンスを広げ、島内の高いバウンドとなった二ゴロで田中が生還(記録は野選)して先取点をもぎ取った。バントを使わず機動力を生かした攻撃に、平石監督代行は「なかなかない点の取り方。あれは最高の攻撃だった」と満足げだった。

 アマダー、ディクソンを先発から外し、2016年6月9日のヤクルト戦(コボスタ)以来約2年ぶりとなる「純国産打線」を組んだ。終わってみれば田中が3打席連続内野安打など自身初の4安打をマークし、3盗塁など足も絡めて7得点。平石監督代行は「今の状態を見ると、これがベストな打順。1番の田中が打線を引っ張ってくれている」とナインをたたえていた。

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