【ヤクルト】青木、三振の判定に暴言で退場!

スポーツ報知
7回1死二塁、空振り三振の判定で青木(左)は球審に暴言を吐き退場となった(左から3人目は小川監督)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク5―4ヤクルト(19日・神宮)

 すでに交流戦最高勝率を決めているヤクルトが、本拠地・神宮での最終戦で逆転負け。12勝6敗で交流戦を終えた。

 ソフトバンクの先発・武田に1安打に封じられていた打線は、3点を追う6回に相手リリーフ陣に集中打を浴びせ、一気に4点を奪い逆転。しかし、8回にセットアッパーの近藤一樹投手(34)が上林に痛恨の逆転2ランを浴びた。

 9回には2つの四球で1死一、二塁と最後の反撃も、7回に空振り三振の判定に対する審判への暴言で退場となった青木宣親外野手(36)に代わって2番に入っていた上田剛史外野手(29)が遊飛。最後は2死満塁で谷内亮太内野手(27)が三ゴロに倒れた。

 小川淳司監督(60)は、「逆転されたが、最後にチャンスは作った」とナインの粘りを評価。「青木の退場が痛かったな」と、頼れるベテランが不在だった最終回の逸機を悔しがった。

 米マイナーで1度だけ経験しているが、日本では初の退場処分となった青木は試合後、「悔しい。選手は1打席にかけている。(バットが止まったか、三塁塁審に)聞いてスイング判定なら納得できるが…」と話した。

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