【ヤクルト】青木、リーグ戦再開で勢いさらに加速「みんな自信にしたらいい」

スポーツ報知
青木宣親(中央、左は田代、右は雄平)

 ヤクルト・青木宣親外野手(36)が21日、リーグ戦再開後のさらなる加速を誓った。交流戦は打率3割1分、2本塁打、14打点で、チーム初の最高勝率に貢献。22日からの巨人3連戦(東京D)を前に「ここからが大事な試合」と勝負どころを見据えた。

 交流戦で得た手応えは大きかった。この日は神宮外苑で全体練習に参加。特に球界のエース菅野との3度目の対戦に「自分たちの野球をやる。交流戦を通して自分たちの野球が見えてきた。それが勝ちにつながっている」とスタイルの不変を強調した。

 勝利の方程式が確立されたことで、先発が粘り、僅差で打線が応える勝ちパターンがチームに浸透。交流戦中に借金は9から3に減り、首位・広島との差を5も縮めた。「また気持ちを入れ直す。交流戦の結果はみんな自信にしたらいい」。波に乗る青木。セ界をかき回す台風の目はいよいよ侮れない。(田島 正登)

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