【中日】鈴木博、4試合ぶり無失点でチーム日本人トップ4勝「恵まれてます」

スポーツ報知
11回2死満塁、大島(左)がサヨナラの押し出し四球を選んだ

◆中日4x―3DeNA=延長11回=(22日・ナゴヤドーム)

 同点の延長11回、1イニングを無失点に抑えた中日のドラフト1位ルーキー・鈴木博志投手(21)が、今季4勝目を挙げた。4試合ぶりにゼロで抑えたことで白星が転がり込み「精いっぱい投げた結果。ホント恵まれてます」とナインに感謝。4勝はチームで、7勝のガルシアに次ぐ単独2位となった。

 先頭・乙坂に四球を与えたが、落ち着いて後続を切った。「リーグ戦が再開して、普段通りの投球ができたのかなと思います。良かった時に近づいたかな」と、登板8試合のうち6試合で失点し、防御率が11・05だった交流戦が終わり、気持ちを切り替えられた様子だ。

 試合後には観戦した母・英美さんにドアラ人形をプレゼント。「母さんだったり、家族が来ると勝てる気がする」と照れ笑いの剛球ルーキーに、静岡・掛川市在住のママさんも「名古屋の試合は、ほとんど毎回見に来てるの」と援護射撃を惜しまない。親子で「(差し入れの)サクランボ、食べた?」「うん」「ちゃんと洗った?」「ううん。そのまま食べた」「何で洗わないの?」と楽しそうに会話しながら、帰りのタクシーに乗り込んでいった。

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