【楽天】茂木、2戦連発の3安打!死闘延長12回も3連勝ならず

スポーツ報知
1回無死二塁、同点の左越え5号2ラン本塁打を放ち、塩川コーチに迎えられる茂木

◆楽天7―8日本ハム=延長12回=(22日・楽天生命パーク)

 楽天は22日、リーグ戦再開となった日本ハム戦(楽天生命)に延長12回の末に敗れ、連勝は2で止まった。「2番・遊撃」でフル出場した茂木栄五郎内野手(24)が、初回に2戦連発となる同点の左越え5号2ランを放つなど、5打数3安打2打点と気を吐いた。

 力強く振り切ったバットが、逆方向へボールをはじき返した。2点を先制された直後の初回、無死二塁。日本ハムの先発・マルティネスの初球、144キロを仕留めた。左翼ポール際への同点2ラン。「甘く入るところを狙って、積極的にいきました」と胸を張った。

 本来のスイングが戻ってきた。今季は右肘手術で出遅れ、ようやく間に合わせた形での開幕。納得できるスイングは少なかったが、「今日はすごくよかった。タイミングの取り方もそうだし、無駄な動きが少ないからイメージ通りにバットが出ている。タイミングを合わせて、強いスイングができるようになってきた」と手応えを口にした。

 3打席までに単打、二塁打をマークし、サイクルに王手をかけたが、7回には犠打もきっちり決め、一時勝ち越しにつなげた。「勝つことが第一なので」とフォアザチームを強調した背番号5。2番という新たな持ち場で、チームを浮上させていく。(山口 泰史)

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