【阪神】超満員ファンの前で最下位転落 今季3度目の4連敗

スポーツ報知
ベンチで渋い表情の金本監督。4連敗で最下位に転落した(左は久慈コーチ)

◆阪神3―11広島(23日・甲子園)

 阪神は首位の広島に投打で圧倒され、今季3度目の4連敗でヤクルトと同率で最下位に転落した。

 雨で1時間13分遅れでスタートした一戦は、投手陣が4発を含む13安打、10四球で大量11失点。打線は7回に2番手・アドゥワの乱調につけこみ3点を返したが、先発の野村には6回まで無失点に抑えられた。

 雨上がりの甲子園には今季最多の4万6762人の観客が押し寄せたが、虎打線は本拠地で11試合連続の3得点以下と、ファンの期待に応えられなかった。「そう(先発投手から得点)できるようにやっていくしかない。状態が上がるのを待つしかないから」と、試合後の金本監督は険しい表情だった。

 新潟三条で行われたヤクルトとのファーム交流戦では、ロサリオと、22日に降格したばかりの大山が2者連続アーチ。ロサリオは2軍で8試合連続安打となり、1軍昇格アピールを続けている。新外国人のナバーロも出場準備が整うのを待っている。ロサリオとの助っ人コンビが打線に加われば、停滞ムードを吹き飛ばす可能性があるが…。

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