【ロッテ】ペゲーロ、シーズン途中に電撃退団 モチベーション低下が理由か

スポーツ報知

 ロッテのフランシスコ・ペゲーロ外野手(30)が29日、今季終了を待たずに退団することが決まった。この日、球団はウェーバー公示を申請し、自由契約となる見込みだ。

 2月の石垣島キャンプでBC富山からテスト入団したペゲーロは、イースタンで50試合に出場し、打率2割7分7厘、チームトップの9本塁打、36打点をマークしていたが、1軍昇格はなかった。

 松本編成本部長「彼は野球にも真摯(しんし)に取り組んでいて、2軍の首脳陣からの評価も高かった。彼と話したんですけど『自分が思っていた成績を残せていない』と1週間前から落ち込んでいた。真面目過ぎるところがあって、『このままだとチームの力になれない。迷惑をかけてしまう』と言っていた。モチベーション(の低下)でしょうね」と説明した。

 球団は留意したが、ペゲーロ本人の意志が固く、了承した形となった。退団が決まった後にペゲーロは「もう一度向こうに行ってからレベルアップしたい」と話していたといい、今後は米国などに渡り、プレー先を探すことになるという。

 松本編成部長は「全ての可能性ある。外から(獲得する)もあるし、育成から支配下に上げる可能性もある。まだ1か月あるので色々考えていきたい。基本的には育成に頑張ってもらいたいですけど」と説明。今後は金銭トレード、育成選手の支配下登録などを検討するとした。

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