【阪神】糸井、1500安打も離脱危機

スポーツ報知
1500安打を達成した糸井は花束を受け取る

◆広島7―3阪神(21日・マツダスタジアム)

 阪神は糸井まで消えた。4点を追う9回、代打が出された。金本監督が「足がね。もともと、きょうは足が良くなかったんだけど。最後、ちょっと怖さが出たみたい」と説明。3点リードを吐き出して逆転負け。最下位脱出に失敗した上にさらなる危機を迎えた。

 試合後の糸井は無言。6月30日に腓骨(ひこつ)骨折した右足は、やや引きずる感じがあった。2安打で通算1500安打に到達。8回の右翼の守備でも新井のライナー(三塁打)にダイビングキャッチを試みるなど存在感を見せていた。再離脱となれば、打線は壊滅的な状況となる。

 代打の切り札の原口が左手小指骨折で登録抹消。「右太もも張り」の福留も9試合連続で先発から外れている。対カープ4年連続負け越しが決定。指揮官は「一丸になって勝ちにいかないと」と必死に前を向いた。(島尾 浩一郎)

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