【DeNA】後藤、引退試合で空振り三振 花束贈呈松坂、小池とともに涙

スポーツ報知
7回無死、代打後藤空振り三振

◆DeNA4―2中日(22日・横浜)

 今季限りでの引退を表明しているDeNA・後藤武敏内野手(38)が22日、中日戦(横浜)に代打で登場したが、空振り三振に倒れた。今季ホーム最終戦で16年の現役生活に別れを告げた。

 7回先頭、大きな声援に包まれ代打が告げられると、「ゴメスコール」が響き渡った。涙をこらえながら最後の打席に立った。笠原の変化球を2球空振り、1球ボールを見送り、4球目の変化球にバットは空を斬った。球場全体からは拍手が送られた。

 試合終了後、セレモニーが行われ、大観衆を前に「松坂世代の一員としていられたことに感謝して今日引退します。本当にありがとうございました」とスピーチを締めた。

 最後に横浜高の同級生である中日・松坂、DeNA・小池2軍外野守備走塁コーチから花束を渡された。松坂が涙をこらえながら花束を渡すと、後藤も小池も涙を流し抱き合っていた。

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