【楽天】平石監督代行、ミス続出の若手にカミナリ「あり得ないプレー」

スポーツ報知

◆日本ハム5―1楽天(22日・札幌ドーム)

 パ・リーグ最下位の楽天は、若手のミスが続出して日本ハムに完敗。CS進出の可能性も完全に消え、平石監督代行は「エラーは絶対にやってはいけないですけど、防ごうと思っても100%はないのでね。ただそれ以外のボーンヘッドはあり得ないのでね。そういうプレーをしてしまったのでこちらの指導力不足だったと思います」と頭を抱えた。

 一番の致命的な失態となったのが3回の攻撃。1死一塁で、田中は二塁へのゴロを打った。一塁走者の村林はスタートを切っていたため、二塁手・渡辺はセカンドへの送球を諦め、一塁へ送球。2死二塁で試合が続くはずだった。だが、二塁へスライディングをしていた村林は「4―6―3」の併殺と勘違い。一塁ベンチへ小走りで戻っていくとボールを持っていた投手の村田にタッチされて「4―3―1」の併殺となってしまった。

 村林はその後も守備でベースの踏み損ね、攻撃でもバント失敗など負の連鎖が続き「自分の凡ミスです」と言葉少なに振り返った。高卒3年目、20歳の若武者に取っては振り返りたくもないような試合となっただろう。だが、成長を期待する平石監督代行は「(プレーの状況が)分かる、分からないは別として、そこで分からないままベースを離れるというのは絶対ダメ。あり得ないプレーですね。チームとしても実際こういうことが起こったので、チーム全体で反省して今後同じようなことが絶対ないようにやりたいと思います」と猛省を促した。

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