【中日】ガルシア、最多勝争いギブアップ「もう投げない」…来季の残留希望

スポーツ報知
今季は今後の登板予定がないと明かしたガルシア(左)(右はロドリゲス)

 中日のオネルキ・ガルシア投手(29)が1日、今季残り試合での登板予定がないことを明かし、最多勝争いからギブアップを宣言した。

 ナゴヤドームで一部投手陣の練習に参加。現在13勝9敗で、ハーラートップの広島・大瀬良(15勝7敗)に2差。2位の巨人・菅野(14勝8敗)にも「1差」と迫っている。中日の残り試合数は2。助っ人左腕は5日の阪神戦(甲子園)と、9月30日に台風の影響で中止となり、今月10日以降に組み込まれる予定の阪神戦(ナゴヤドーム)で、いずれも勝利投手になれば15勝になる。大瀬良が白星を積み上げることができないことが前提条件ながら、最多勝の可能性は残っている。

 それでもガルシアは「今後、投げるか投げないかはモリサン(森監督)に聞いてほしい。でも今後は、おとなしくするよ。多分、もう投げないと思う。来日1年目だし、イニング数も球数もたくさん費やした」と白旗を挙げた。昨季までメジャーやマイナーリーグでは、救援投手を務めることが多く、現時点の168回2/3に及ぶ投球回は人生最多。今後、自宅のある米国に戻るまでは、体のメンテナンスとリフレッシュに充てることになるという。

 さらにガルシアは「来季のこともあるからね。来季もここ(中日)でプレーしたいかって? もちろんだ!」と笑顔。今季年俸の5000万円(推定)から大幅増を要求することは必至だが、来日2年目も竜の一員としてマウンドに上がることを希望していた。

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