【阪神】藤原次期オーナー「野武士軍団になれ」…1950年代の西鉄黄金時代が理想

スポーツ報知
握手をする坂井信也オーナー(左)と藤原崇起新オーナー

 12月1日付で就任 12月1日付で阪神の新オーナーに就任する阪神電鉄本社の藤原崇起(たかおき)会長(66)が16日、「野武士軍団になれ」とナインを鼓舞した。坂井信也オーナー(70)と大阪市内でオーナー交代会見に臨み「好きなのは野武士という言葉。一人一人が個性あふれるが、やる時は一体となり、何も合図しなくてもその方向にいく」と理想のチーム像を掲げた。

 鉄道マンらしく、夜間の高架工事で無言ながらあうんの呼吸で作業した自身の経験を例に説明。野武士軍団と言えば稲尾和久、中西太らを擁して1950年代に黄金時代を築いた西鉄(現西武)を指し、新オーナーの理想にぴったり合致する。補強については否定しなかったが、矢野新監督には「若手を育成する方針は変わらない」と「金本路線」の継承も要望。一方で「方針を聞けば、あとは現場に任せていく」とも強調した。

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