【楽天】最下位ながら初の最優秀防御率など孤軍奮闘の岸、複数年契約で現状維持3億円サイン

スポーツ報知
契約更改後の会見でクリスマスグッズを持つ岸

 楽天・岸孝之投手(33)が26日、仙台市内で契約更改を行い、現状維持の3億円でサインした。今年が4年契約の2年目だった。

 楽天移籍2年目だった今季。チームが開幕から最下位に沈んで苦しむ中、エースとして孤軍奮闘した。4年ぶりの2ケタ勝利を挙げるなど、プロ12年目で初めて最優秀防御率、ゴールデングラブ賞のタイトルも獲得。11勝4敗、防御率2・72で1年間先発ローテを守り抜いた。球団からもねぎらいの言葉をかけられたと言い「何試合か回避はあったけどほぼ1年間投げたことを評価して頂いた。僕も先発ピッチャーとしてそれを1番に考えてやってきているので満足していますし、球団の方も満足してもらってすごくうれしい。波も激しくなく安定した1年間だった。こういうシーズンを常に送りたいなと思う」とうなずいた。

 来季は4年契約の3年目。今シーズン終了後には最年長で侍ジャパンにも選出され「年も年なのでそういうのはたくさんいいピッチャーがいるので」と控えめながらも「チャンスがあればとは思っている。若い子たちに負けないように頑張っていこうと思っている」と代表定着へ向けて色気ものぞかせた。

野球

×