【広島】会沢、来季は「ゴールデン・グラブも取りたい」

スポーツ報知
ハワイの優勝旅行中に番組収録に参加した会沢は、おいしそうにビールを口にする

 【ホノルル(米ハワイ州4日=種村亮】広島の会沢翼捕手(30)が、ベストナインとゴールデン・グラブ賞のダブル受賞を目標に掲げた。今季は球団捕手として初めて2年連続でベストナインに選ばれたが、来季は持ち前の打撃だけでなく、守備の要としてもリーグを代表する捕手を目指す。

 今季は球団捕手最多記録を65年ぶりに更新する13本塁打。打てる捕手として活躍したが「ゴールデン・グラブも取りたい」と、さらなる高みを見据えた。日本シリーズではソフトバンク・甲斐の強肩に得意の機動力を封じられて敗れ、捕手の守備力がクローズアップされた。会沢自身の盗塁阻止率は、リーグ4位の2割4分5厘。「もっと上げていかないと」と気を引き締めた。

 この日はテレビ新広島の新春番組の収録に参加。「ここ(優勝旅行)が終わったらまた、スイッチを入れる」と来季への英気を養った。

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